凶殺方位(五黄殺・暗剣殺・破殺など)の意味とどう考えたら良いのかを説明

凶殺方位の種類としては、五黄殺、暗剣殺、破殺、本命殺,本命的殺、小児殺などがあります。
このほかに定位対冲というものがありますが、これは中村文聰先生が発表した特殊な考え方で一般気学で用いることは無いと思われるので、ここでは解説しません。

家相と方位の影響については、以前説明していますのでそちらを見て下さい。
ここでは特に問題となりやすい五黄殺、暗剣殺、破殺、小児殺と九星の相性、引越についての考え方を書いておきます。

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五黄殺の考え方

五黄殺について説明します。
五黄殺とは、方位盤に五黄土星が回座(位置)している方位でとなり、六大凶方位(五黄殺、破殺(歳破、月破)、暗剣殺、本命殺、本命的殺)の1つです。

五黄土星が本来位置する場所は、方位盤の中宮(帝位)となります。

五黄土星以外の九星が、中宮に回座(位置)したとき、五黄土星は中宮に入った九星の定位の反対側に回座します。

物事は、初めがあり(生まれ)、盛んとなり、やがて終わる(墓)を繰り返しています。

五黄土星は土気であり、土気は全ての物が終わり(墓)となる状態を意味します。

このブログでも解説している土用ですが、土用の期間に地面を掘り起こしたりしてはいけないのは、この物事が終わり再生へ向けた期間となるためです。

五黄殺は、六大凶殺の中でも破殺と並ぶくらい凶意の作用が強い凶殺です。

五黄は全てを終わらせる(墓)土気の影響が強くなるため、腐敗の気が強くなり仕事や健康面での影響が大きく長期化します。

五黄殺の恐ろしい所は
五黄土星が回座する方位に移動すると、先に書いた

初め(生まれる)
盛んとなり
やがて終わる(墓)

の作用が短期間で起きるため、移動した最初のころは
仕事が忙しくなったり、健康面での不安がなくなったりと、一時的に好調な状態になる事です。

ただこれは、ロウソクの炎が燃え尽きるまえに明るく輝いているだけで、急速に運気は低迷してゆき長期間にわたり作用する事になります。

一発逆転で適用する事も無いわけではありませんが、おもいっきり上がってから落とされるので基本の考え方としては使ってはいけない方位です。

暗剣殺の考え方

暗剣殺について説明します。
暗剣殺は中宮に位置した九星の定位の方位が暗剣殺となり
三碧木星なら東、七赤金星は西、六白金星なら北西のようになります。

本来、中宮は帝王である五黄土星がいる場所となりますが、九星の循環で他の九星が王の代わりを務める事となります。

本来の場所を追い出された五黄土星は、その怒りを正面に位置する九星にぶつけるので悪い方位と云われているようです。(諸説あり)

正対する五黄土星に怒りをぶつけられた九星は、
蛇ににらまれたカエルのごとく自分が行っている事以外の事で凶作用が起こることとなります。

そのため、身のまわりの人の不祥事で被害を受けたり、理不尽な出来事などで翻弄されることとなります。

引越をしたら、今まで上手くできていたことが、周りの失敗や妨害などで思うようにできないようであれば、暗剣殺への移動をしていないか疑ってみる必要があります。

五黄土星は最初は運気が上向きとなる事が多いのですが、暗剣殺の場合はハッキリとした凶作用がおきやすいのです。

暗剣殺は気をつけていても自分ではどうしようない災いが起こる凶方位なので、引越の際この方位(暗剣殺)への移動をしないよう十分注意して下さい。

破殺についての考え方

破殺について説明します。
私の流派では最も嫌う凶殺方位です。
私も破殺(歳破、月破、日破)を一番危険な方位と考えて判断をしています。

破殺はその年の十二支が位置する年盤(月盤、日盤)に正対(対冲)する十二支の方位となります。

破は破る(やぶる)の字のごとく、全てにおいて破れる作用(破産、破壊、破滅)をおよぼします。

破殺については、五黄殺、暗剣殺以上に凶作用が強いと考え、方位診断ではまず最初に破殺方位であるかないかをチェックし、それから他の凶殺について判断しています。

五黄殺や暗剣殺も年、月、日それぞれに影響がありますが、
破殺は年月日それぞれに、歳破、月破、日破(※時破)とその呼び名があり、それだけ気をつけなければいけない方位だという事がわかると思います。

凶殺方位を避けて生活することができればベストですが、
実際の生活の中で、全ての凶殺方位を避けて生活することはまず不可能です。

引越などの他の場所へ移動し居住するような移動でなければ、この破殺に注意して生活するようアドバイスしています。

特に日々の生活の中では、日破殺、日破殺方位について注意することが大切です。
※有料診断した方には毎週の日破殺と毎月の注意する方位と運勢をお送りしています。

他の凶殺についても気になるかもしれませんが、まずは破殺を避けるという気持ちで生活してみて下さい。

これだけでも、運気は安定し前向きに物事が動き出すはずです。

小児殺の考え方

一般的に子供は親の運気に大きな影響を受けるため、親が凶方位に移動しないようにすれば大きなトラブルが発生することはありません。

ただし、子供が移動する時は小児殺方位は必ず避けなければいけません。

小児殺とは、子供にだけに大きな影響を与える凶方位です。
子供がこの方位へ移動すると、健康面・精神面での影響が発生するといわれていて、子供の無事と健康を願うのであれば、この方位を避けて移動計画するのが無難となります。

小児殺方位は、月の方位となります。

九星の循環のように毎月方位が変わってゆくので、月替わりの時期に移動する場合は十分注意して下さい。

一般的に小児殺の影響が発生する年齢は6歳程度とされていますが、過去に相談をうけた中には12歳程度でも小児殺の影響が発生しているのではないかというものがいくつかあり、現在は12歳以下の子供までは小児殺を避けるよう診断しています。

先に書いたとおり小児殺の影響は健康面に強く発生しますので、親も苦労が増えることになります。
そのため好調だった運気も次第に低迷してゆくこととなります。

病気がちな子供の移動の診断は特に気をつかう事となり、子供だけに適用される九星などでの判断も必要となりますが、一般的な家庭の引越であれば小児殺だけを気をつければ良いでしょう。

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九星どうしの相性

九星の相性については、こちらのページで説明しています。

移動方位の吉凶や家相の良し悪しについては、このページの相性に考え方で間違いないのですが、人間関係での相性についてではないので注意して下さい。

時々、家族や会社の人間関係の相性について質問がくることがあります。

方位(移動・年月日))に関する質問は無料回答していないので、回答する事はないのですが、せっかくなのでここで説明しておきたいと思います。

人との相性については裏と表があり、木気と金気だから悪い相性だと簡単に決めつけることはできません。

実際、人間関係に関する相性については、幾つか占い方法がありそれらを用いて相手との相性が本当に良いのかを占います。

火気と木気は相性の良い星となりますが、火気が強くなれば木は燃え過ぎてしまい土気に転じてしまいます。

火気と水気は悪い相性とされますが、水気は流動性の象意で必ずしも水(H2O)だとは限らず油類なども水気となり、
火気の勢いを増す良い作用を与えるプラスの作用に転じる事もあります。
もちろん狂乱のマイナスの作用に転じることもあります。

水気と土気は、土気は水気を汚し腐敗させると解釈することが多いのですが、1つの所にとどめるという解釈もあり、土気が堤防となり水気の暴走を防ぐという役割を果たすこともあります。

木気と金気、金気と火気なども悪い作用が注目されますが、上記の例のごとく良い作用が生じることもあります。

相性が悪いのは良くないことなのか?

自分の九星とは相性の悪い九星だからと最初から決めつけず、お互いの良い面を見つけ伸ばす方向で話合うことが大切となります。

相性の良い物同士だと調子の良い時は大きく進むのですが、一旦落ち込むと全員の運気が落ち込んでしまうことになり、バランスを欠いてしまいます。

自分の周りを九星の相性の良い人だけで固めたくなりますが、そういう考えは良くありません。
家庭や会社などでも様々な九星の人がいる環境の方が、運気は安定するものです。

悪い方位と分かっていて引っ越しをしてしまう

方位診断の中で時々相談されるのが、凶方位とわかった上で引っ越ししたものの凶意と思われる現象が起きて困っているというものです。

何も考えないで移動先を選ぶとだいたい悪い方角となるので、知らないで引っ越してしまったのであればお気の毒と思うのですが、凶方位だとわかった上で引っ越したのであれば致し方ないなぁと思うしかありません。

移動した事を無かった事にするような都合の良い方法を私は知りませんし、たぶん無いと思います。

凶方位と言っても、六大凶殺それぞれに特徴がありますので、移動した年月日によって影響力の作用は違います。

移動前の診断であれば、悪い方位だとしてもできるだけ影響の少ない年月日を選んだ後、祐気補正の方法を適用したりしますが

既に凶方位に移動した後であれば、その影響力を調べ対処できるか判断する事になります。

一番分かりやすい方法としては、日々の生活の中での移動を良い移動とする事です。

良い移動を積み重ねてゆく事で、悪い事は悪い事でで起きるかもしれませんが、これとは別に良い影響も発生するようにするということです。

有料相談をされた方には、毎月の吉凶や毎週の日破殺などを配信していますので、良い移動の目安になると思います。

普通に暮らしていれば、突然の移動というものは良くある事なので、日頃から良い移動を積み重ねておく事で、逃れられない凶方位の移動への備えとしておいて下さい。

どうしても分からないことがあれば、無料相談や有料相談も行っていますのでメールフォームから連絡して下さい。