中庭の家相について

敷地が狭小地だったり近隣との建物の関係から、建物内部に庭を取り込だ設計をする事があります。

庭を造る事そのものは良い事なのですが、建物計画によっては庭の部分が欠け相となる事があります。

また、中庭の位置によっては、宅心位置が建物外部(中庭)に位置してしまいます。
中庭
図のような極端な形状(ドーナッツ形)でなくても、コの字やL字形の建物で宅心が外部に出る事があるので十分注意して下さい。

中庭の計画をする場合、中庭部分が欠け相とならないよう1つの建物ではなく複数の建物を外構や渡り廊下などで接続し、独立した基礎とし、それぞれの建物の縁を切る事が大切です。

中庭の広さは、小さいと老敗気が発生する懸念があるので、出来るだけ広くとった方が良いでしょう。

ウッドデッキや濡れ縁、木製のガーデニングタイルなどが、耐用年数より早く腐る事があるので、風が上手く抜ける工夫も忘れないで下さい。

建物の配置をバランスよく行い、外構計画で外部からの視線を遮る事で落ち着いた空間を作る事が出来れば、中庭そのものは決して悪くはありません。

建物を分離しそれぞれを独立した基礎としたり、外構計画で立て文も一体としたりするので、普通の建物より予算的に高額な費用がかかりますが、中庭のある家を考えているのであれば上記の事を参考に計画を進めて下さい。
中庭壱

中庭弐